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科学都市考察FILE7

百害あって一利なし!市民にとっても酷な標高3000メートルでの生活

シムシティでは、自作の地形を読み込みカスタマイズできる。それを利用すると通常ではできないが最高で3000Mまで標高をあげることができる。シムシティーには「標高」という要素は無いが、実際に3000Mという高さにに町があったらどのようなことが起こるか検証していきたい。


3000メートルに(むりやり)つくられた町

まず考えられるのは「気温の低下」。ご存知の通り、山頂とふもとでは山頂のほうが気温が低い。
一般的に、標高が100M高くなるごとに気温は0.6度低くなるといわれている。ふもとの町が気温20℃だとすると。標高3000Mではなんと…2℃!寒い!
これがもし冬で、ふもとが5℃!なんてことになったら山の上は-13℃。こんなのだったら上と下との温度差が18℃もある。ふもとは夏、気温30℃、服は Tシャツ一枚というとき、山の上の町に出かけるとしたら上は17℃。何か着込んでいったほうがよいかもしれない。

しかし!Tシャツ1枚よりすごい男がいた!そいつはなんと上半身裸で体操をしている!
これを撮影したのが夏なのか冬なのかは忘れてしまったが、夏であることを祈るばかりである。

 なぜに外に出ているのか?体を鍛えるため?お仕置き?服をなくしたから?

次に考えられるのが「気圧の低下」である。皆さんの中にも、山にお菓子を持っていって、頂上についたら袋がパンパン、あるいは破れていたという経験をお持ちの方がいるかもしれない。
実際に、3000M地点の気圧は通常いわれる1気圧に比べるとおよそ2/3。従って酸素濃度はさらに低下し、火がつきにくくなる。この状態でごみを焼却すると不完全燃焼が起き、有害物質が放出される可能性が!

さらに、「沸騰点が下がる」ということもいえる。「山の上でお米を炊くとおいしくない。」ということを聞いたことがある方もいると思う。
3000M地点では水は92℃で沸騰しはじめ、それ以上は温度が上がらないために芯が残ってしまっておいしくない。ということだ。

気温は低いは袋は膨らむは米はまずいはでいい事なしの高高度生活。

無理して住まなくてもいいのに。

無理して町作らなくてもいいのに。

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